わが基地に配備する探査ローバー『地球探査車(TRV:Terra Roving Vehicle)』のベース車輌として「三菱自動車 デリカ D:5」を早々に配備しました。
ここからはどノーマルの デリカ D:5 をカスタムして、TRVへと変身させていく過程をどんどんご紹介していく予定です。
今回は、基地のクルー・スタッフが快適な時間を過ごせるよう、車室内インテリアのプランというか、こういうふうにしたいなぁというイメージを吐き出してみます。
地球探査車(TRV:Terra Roving Vehicle)のインテリア・コンセプト
「探査車」というとどんな山岳荒野も走破できるイカツイ足回りと、多様なセンサーを積んだ車輌をイメージします。
一方で、車室内は探査用の機材でごちゃごちゃというのではなく、エレガントでスマートに、基地のクルー・スタッフが快適な時間を過ごせることに重点を置きます。
最先端のテクノロジーを感じさせるインテリア・デザインとしていきたいと思います。
そこで、コックピットとシート、それぞれについてイメージをまとめていきます。
コックピット
自動車・電車・飛行機などのモビリディでは、マン・マシンインターフェイスとなるコックピットのデザインが操作性・快適性・安全性などに直結します。
さらに「探査車」は、様々なセンサー情報をリアルタイムに収集し、分析する機器とのインターフェイスも必要となります。
一方で、運転・操縦に必要な情報が多く必要なスペースシャトル・戦闘機・旅客機などのコックピットでは、かつては何百種類もの計器類が並べられ一覧できるよう配置されていましたが、近年はアナログ計器を使わずにブラウン管ディスプレイ(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)などの表示パネルに集約して表示する方式が主流となっています(グラスコックピットと呼ばれます)。
というわけで、グラスコックピット化させたTRV(地球探査車)を目指し、今後改良していきたいと思います。
本記事では、イメージを具体化すべく、いろいろなモビリティのコックピットを見ていきます。
まずは、スペースシャトル・戦闘機・旅客機・飛行船などのコックピット内部の写真が集められているWEBサイト「Photographs of Awesome Cockpits」を紹介しておきます。現役の旅客機から昔のものまで、コックピット内の様子や窓を通して見える風景がとても素敵です。ぜひ一度訪れてみてほしいです。
一部、上のWEBサイトと重複しますが、コックピットの写真をまとめてみました。
スペースシャトル
言わずと知れたNASA(アメリカ航空宇宙局)の有人宇宙船「スペースシャトル」。
シャトルは1970年代に開発された宇宙船ですが、コンピュータの進歩等により改良が加えられ続け、アトランティス号で初めてグラスコックピットが採用されました。それでも計器類は減ったようですが、スイッチ類はまだまだ多数。。。
アトランティス号 出典:Wikipedia
エンデバー号 出典:Photographs of Awesome Cockpits
旅客機
最新の旅客機のメジャーどころのコックピットの写真を集めてみました。
大型パネルが広い面積が占めていますね。
最新旅客機 ボーイング 787-8のグラスコックピット 出典:ASCII.jp
最新旅客機 エアバス A350XWBのグラスコックピット 出典:Gigazine
小型ビジネスジェット機 Honda jet 出典:www.theverge.com
戦闘機
戦闘機には飛行に必要な情報はもちろん、戦闘に必要な情報がさらに増えます。
グラスコックピット化により、ひとつのディスプレイをさまざまな用途に利用できるため、同じディスプレイ装置で、あるときには姿勢・速度などの情報、別のときには航法関連情報、といった使い分けができます。
全面はディスプレイのみといった配置ですね。
F-35 AA 出典:pluslog
F-22 Rapter 出典:pluslog
自動車
自動車の運転席についても集めてみました。
かなり方向性が似たり寄ったりのものばかりになってしまいました。と思いつつも、ホワイト基調のモノトーン+ウッドは、下記以外にも業界全体的なデザインの方向のようです。
テスラモーターズ ModelS 出典:Yahoo!
台湾EVメーカーThunder Power サンダーパワー・セダン 出典:ThunderPower
日産自動車の自動運転EV「IDSコンセプト」 出典:WIRED
ロボット
搭乗型ロボットのコックピットも参考になります。
なかでもガンダムやパトレイバーは外せません。
『機動戦士ガンダム』 RX78-2風コックピット
実写版映画『パトレイバー』コックピット 出典:クランクイン
宇宙船
映画やゲームに登場する宇宙船も参考に。
映画『スターウォーズ』ミレニアム・ファルコンのコックピット 出典:スターウォーズ
キリがないので、コックピットはこれくらいにしておきます。
追記:
番外編
どうしてもこれだけは追記しておきたく。年代がバレますが、ナハ。
ナイトライダーのナイト2000(K.I.T.T)のコックピット 出典:エリアTEN-ONE
シート
地球探査車TRVのインテリアベースカラーは、ホワイトを基調とします。
自動車でも近年は真っ白なホワイトが増えてきました。一昔前までは、ベージュやタンといったくすんだホワイトは多くありましたが、真っ白なホワイトは少なかったようです。
TRVは、汚れの目立つホワイトにすることで車内を清潔に保ち、かつ炎天下でも熱を吸収しにくくできます。
参考までに、ホワイトを基調とした自動車のシートを挙げていきます。
テスラモーターズ ModelX 出典:Yahoo!
日産自動車の自動運転EV「IDSコンセプト」 出典:MONOist
まとめ
わが基地に配備した『地球探査車(TRV:Terra Roving Vehicle)』のベース車輌をカスタムすべく、インテリア・コンセプトを具体化するため、様々なモビリティのコックピットとシートの写真を拾ってきてまとめてみました。
ホワイトを基調とし、基地のクルー・スタッフが快適な時間を過ごせるよう、ガンガン改良していき、本サイトで紹介していきます!
最後までお読み頂きありがとうございました。
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